WordPressブログを始めたいが、どのサーバを選んだらよいかが分からない。
サーバの選び方とおすすめを教えて欲しい。
こんなお悩みを解決します。
本記事では、サーバを選ぶ際の基準と基準を満たすサーバ「ConoHa WING」について紹介します。
また、ConoHa WINGの申し込みからWordPressのインストール方法までの手順を画像付きで解説します。
本記事を読むことで、誰でも簡単にWordPressブログを始めることができますよ。
サーバを選ぶ際の基準
WordPressブログを始める際に大切なこととして、サーバの選び方があり、サーバを選ぶ際の基準としては、次の3点があります。
- 表示速度
- 安定性
- 信頼性
表示速度
ブログを続けていくと、急にアクセスが増えることがあります。
これは、検索エンジンで上位に表示されたり、SNSでシェアされたりすることがあるためです。
分かりやすい例として、自分の投稿がTwitterやInstagramで拡散された場合が挙げられます。
ブログのアクセスに時間がかかることで、ユーザが離れてしまうことを防ぐためにも、表示速度が速いサーバを選択する必要があります。
安定性
平常時において、表示速度にバラツキがある場合はどうでしょうか。
この場合もレスポンスが悪いことにより、ユーザが離れていってしまう可能性が高いです。
このため、平常時も表示速度が速く、安定して稼働するサーバを選択する必要があります。
信頼性
WordPressの管理画面は、外部からの攻撃を受けやすいことが知られています。
攻撃を受けやすい理由として、WordPressの利用者が多いことや外部から管理画面にアクセスできることが挙げられます。
このため、外部からの攻撃に対する対策が取られているサーバを選択することが望ましいです。
ConoHa WINGの特徴・メリット
ConoHa WINGは、表示速度、安定性、信頼性の3つをすべて満たすサーバの一つとなります。
ConoHa WINGの表示速度
ConoHa WINGは、国内主要レンタルサーバサービスとWebサーバ応答速度を比較した結果、圧倒的速さで「No.1」を獲得しています。
国内最速を獲得できている理由として、以下の3点が挙げられます。
- プライム・ストラテジー株式会社が提供するWeb サイトの高速化エンジン「WEXAL」を採用
- 「HTTP/2」対応でWebサイトを高速表示
- 高速Webサーバー「NGINX」に対応
- WEXALによる効果:ページごとの最適化による高速化・データ転送量の削減が可能
- HTTP/2による効果:HTTPS化(後述)したWebサイトに対しても高速に表示可能
- NGINXによる効果:同時に大量のアクセスが生じても高速に処理が可能
ConoHa WINGの安定性
ConoHa WINGは、最新のピュアSSD RAID10構成のハイスペックサーバを採用しています。
これにより、安定した稼働率を実現できています。
また、サーバ稼働率99.99%以上を保証しています。
RAID10とは?
RAID0(2台以上のディスクを使って読み書きの速度を速める方法)とRAID1(2台以上のディスクを使って信頼性を高める方法)を組み合わせた方法です。
これにより、高速性と信頼性の両方を高めることができます。
ConoHa WINGの信頼性
ConoHa WINGでは、独自SSLによる常時SSL化を無料で利用可能です。
また、WAF、ウイルススキャン、スパムメールフィルタが標準搭載されており、外部からの攻撃から守ってくれます。
さらに、自動バックアップ機能を標準提供しているため、万一、データを消失しても無料で復元できます。
そのほか、電話やメールでのサポートもあるため、初心者の方でも安心してブログをはじめられます。
SSLとは?
SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのひとつです。クレジットカード番号や、一般に秘匿すべきとされる個人に関する情報を取り扱うWebサイトで、これらの情報が盗み取られるのを防止するため、広く利用されています。また、SSLは暗号化に加え、電子証明書により通信相手の本人性を証明し、なりすましを防止するなど、今日のインターネットの安心・安全を支えています。
SSLの仕組み
ConoHa WINGでは、常時SSL化に対応しており、この機能を使うことでサイトの信頼性とセキュリティを高めることができます。
ConoHa WINGでおすすめのプランは?
ConoHa WINGには、「WINGパック」と「通常プラン」の2つの料金タイプがあります。
それぞれの違いは、以下のようになります。
料金タイプ | 内容 |
---|---|
WINGパック | ・定額制 ・3か月の最低利用期間あり |
通常プラン | ・時間課金制(上限あり) ・最低利用期間なし |
WINGプランでは、独自ドメインが無料で付与されるため、長く使う場合はWINGパックを利用する方がお得に使えます。
また、それぞれ「ベーシック」、「スタンダード」、「プレミアム」の3つのプランが用意されています。
項目 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金※ | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
ディスク容量 | SSD300GB | SSD400GB | SSD500GB |
※:36か月契約の場合の月額料金となります。
WordPressブログを始めるなら、WINGプランの「ベーシック」を選んでおくと良いと思います。
理由として、以下の2点が挙げられます。
- ブログ開設初期はアクセス数が少なく、そこまでサーバのスペックが必要ないためです。
- ConoHa WINGは後からプラン変更可能であり、アクセス数が増えてから上位のプランを検討すればよいため。
ConoHa WINGでWordPressブログを始める手順
ConoHa WINGでは、WordPressかんたんセットアップ機能が用意されており、サーバ契約と同時に独自ドメインでWordPressのインストールが可能です。
サーバの申し込み方法からWordPressのインストール完了までを画像を用いて説明していきます。
また、ブログを運営する上ではセキュリティの設定も重要になるため、SSL化についても紹介します。
Step1:ConoHaアカウントの作成
まず、ConoHa WINGのサイトに移動します。
サイトにアクセス後、「今すぐ申し込み」を押下します。
「始めてご利用の方」で、メールアドレスとパスワードを入力して、「次へ」を押下します。
Step2:料金タイプ・プランの設定
「料金タイプ」で「WINGパック」を選択します。
「契約期間」と「プラン」を選択します。
独自ドメインを利用するため、初期ドメインとサーバー名は、そのままで問題ないです。
Step3:WordPressインストール時の設定
WordPressかんたんセットアップが「利用する」、セットアップ方法が「新規インストール」になっていることを確認します。
そして、独自ドメイン、作成サイト名、WordPressユーザー名、WordPressパスワードを入力します。
最後に、WordPressのテーマを選択します。
ご自身で決めていただく部分を以下に示します。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
独自ドメイン | Webサイトにアクセスする際に利用 | 利用されていないドメインを指定する必要あり |
作成サイト名 | サイトのタイトル | 後からWordPressのダッシュボードにて変更可能 |
WordPressユーザー名 | WordPressの管理画面にログインする際に利用するユーザー名 | 半角英数字で任意の名前を入力 |
WordPressパスワード | WordPressの管理画面にログインする際に利用するパスワード | 10桁以上の推測されづらい文字列がおすすめ |
右側の料金を確認して、「次へ」を押下します。
Step4:お客様情報の入力
画面の内容に従って、お客様情報を入力します。
入力が完了したら、右側の「次へ」を押下します。
Step5:SMS/電話認証
SMSまたは電話認証により、本人確認を行います。
受信した認証コードを入力し、「送信」を押下します。
Step6:お支払方法の選択
クレジットカードで支払う場合を例に取り上げ、説明します。
ご自身の名義、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力し、「お申込み」を押下します。
Step7:管理画面へのアクセス
WordPressのインストール完了後、以下の情報が表示されます。
下記の情報は、かならずメモをして残しておくようにしましょう。
Webブラウザを開き、以下の形式でWordPressの管理画面にアクセスします。
WordPress管理画面へのアクセス方法
http(s)://先ほど設定した独自ドメイン/wp-admin/
例:https://yururi-do.com/wp-admin/
WordPressの管理画面が表示されたら、先ほど設定したWordPressユーザー名とWordPressパスワードを入力し、「ログイン」を押下します。
WordPressの管理画面が表示されれば成功です。
Step8:サイトのSSL化
SSL化は、立ち上げたWordPressブログのセキュリティを強化する作業になります。
Googleに評価してもらう上でも重要な作業になるため、必ず設定しておきましょう。
ConoHa WINGの管理画面からSSLを有効化する
ConoHa WINGの管理画面にアクセスし、「サイト設定」の画面を開きます。
そして、下記の図にあるように、先ほど設定した独自ドメインの左側にある「>」を押下します。
押下後は、以下の図のようになると思います。
画面中央にある「SSL有効化」を押下すれば操作完了となります。
SSL有効化が押下できない場合
ConoHa WING側でサイト構築中の場合、SSL有効化が押下できない(該当ボタンがグレーの状態)と思います。
この時は、数時間待機する必要があります。※長くても3時間~4時間位あれば押下できるようになります。
念のため、待機中に、以下の項目もあわせて確認しておくと良いです。
数時間経ってもSSL有効化が押下できない場合
SSLの利用設定が行われていない可能性があります。
この場合、「サイト管理」→「サイトセキュリティ」→「独自SSL」→「無料独自SSL」の「利用設定」を確認します。
無料独自SSLの利用設定が「ON」になっていることを確認してください。
まとめ
今回は、サーバを選ぶ際の基準と基準を満たすサーバ「ConoHa WING」について紹介しました。
また、ConoHa WINGの申し込みからWordPressのインストール方法までの手順を画像付きで解説しました。
ConoHa WINGはWordPressを始めるのに最適なサーバなので、是非利用してみてください。