Web CABで高得点を取るため、暗算(四則逆算)を効率良く解く対策をしておきたい。
また、暗算(四則逆算)が苦手なため、ミスを減らす方法を教えて欲しい。
今回は、前回のCAB命令表に引き続き、新卒の就職活動に関する記事となります。
Webテストの一つであるCABは、暗算(四則逆算)、法則性、命令表、暗号の4つで構成されます。
今回は、このうち、暗算(四則逆算)を解くための支援ツールを紹介したいと思います!
前回の記事をまだ読んでいない方は、以下の記事をご覧ください。
【Webテスト対策・就活支援】CABの命令表を解くための支援ツール
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CAB対策に取り組んでいる方へ
Web-CABでは、今回紹介するツールが使えますが、オフラインで解く場合や法則性・暗号の問題は、自分の力で解けるように対策しておく必要があります。実際、面接後に面接を受けた会社でCABの問題を解いたことがあります。
自分の力で問題を解く際は、書籍を用いて対策することをおすすめします。
実際に私が利用していたシリーズの書籍を紹介しますね。参考にしてください。
ツールの力を借りて効率良く問題を解きたい人は、暗算(四則逆算)を解くための支援ツール」を参考にしてください。
CABの暗算とは?
暗算は、ペーパーテスト版のCABで出題されます。
与えられた計算式をひたすら解いていくことになります。
また、解く際のコツとしては、概算した上で近い答えを算出する、という方法があります。
実際に例題を示した上で、解説します。
例題(暗算)
\(51 \times 42\)の解答は、どれか。
- 1502
- 2104
- 2142
- 3206
例題(暗算)の解答
普通に計算すると少し大変ですので、次のように概算します。
\(51 \times 42 \approx 50 \times 40 = 2000\)
ここから、おおよそ2000位の値になると予想ができます。
また、概算前の数値において、1の位を計算すると2となります。
以上から、選択肢「3」が正解となります。
CABの四則逆算とは?
四則逆算は、Web CABで出題され、ペーパーテストで解く暗算よりも難しい問題が多いです。
四則逆算では、一次方程式の問題をひたすら解いていくことになります。
また、四則逆算で高得点を狙うには、基本的に多くの演習をこなして解答率を上げる、といった対策が必要です。
こちらも、実際に例題を示した上で、解説します。
例題(四則逆算)
次の\(x\)の値を求めよ。
- \(5 + 6x = 3 - 4x\)
- \(31 \div 2 = 155 \div x\)
①11 ②17 ③23 ④20 ⑤10
例題(四則逆算)の解答
まず、1つ目の問題を解いていきます。
これは、移項を用いて\(x\)を求めればよいので、
$$
\begin{eqnarray*}
&& 5 + 6x = 3 - 4x \\
& \Leftrightarrow & 10x = -2 \\
& \Leftrightarrow & x = -\frac{1}{5} ( = -0.2)
\end{eqnarray*}
$$
となり、\(-1/5\)が答えとなります。
注意点として、時々、分数で得られた解を小数で答えさせられることがあるため、小数⇔分数の変換はできるようにしておいた方が良いです。
次に、2つ目の問題を解いていきます。
分母をはらって計算しても良いですが、ここでは別の方法を用います。
31と155を比較すると、丁度31の5倍が155になっていることが分かります。
よって、比の関係から、2の5倍が求める\(x\)の値となります。
$$
\begin{eqnarray*}
&& 31 \div 2 = 155 \div x \\
& \Leftrightarrow & \frac{31}{2} = \frac{31 \times 5}{x} \\
& \Leftrightarrow & \frac{31 \times 5}{2 \times 5} = \frac{31 \times 5}{x} \\
& \Leftrightarrow & x = 10
\end{eqnarray*}
$$
ゆえに、選択肢「⑤」が答えとなります。
【実践】例題の解答
先行しての紹介となりますが、支援ツールを用いて、先ほどの問題をもう一度解いてみます。
1つ目は、「51*42
」と入力し、Executeを押下(もしくは、Enterキーを押下)します。
期待通りの結果が得られました。
同様に2つ目も解いてみます。
Resetを押下(もしくは、Deleteキーを押下)後、「31/2=155/x
」と入力し、Executeを押下(もしくは、Enterキーを押下)します。
先ほどと同じ計算結果が得られました。
暗算(四則逆算)を解くための支援ツール
ツール利用を検討している方へ
こちらは、サブスクリプション形式のツールとなります。
1日分の無料期間を設けていますので、一度ご利用になった上で、継続利用をご検討いただければと思います。